セルフレジ

セルフレジの仕組み、メリット、ごまかしなど。最近スーパー、東急ハンズとか増えてきましたよね。

セルフレジでのお酒の購入

ルフレジでお酒を買う場合についての疑問がちらほら見受けられますね。要は年齢認証をどうするのか、という点です。セルフレジだったら未成年でもお酒を買えてしまうのではないか、という心配です。人がいるレジの場合だと、店員が危ないと思ったら年齢確認をしたり、必ず年齢確認ボタンを押すような仕組みですが、これがセルフレジだとどのような仕組みになるのか、ということです。

ルフレジでの年齢認証

ルフレジでお酒を買おうとする場合に行われている年齢認証は2つです。

1個はお酒が商品に入っていたらセルフレジを使えず、人がいるレジに行かなくてはいけないというものです。そしてそこで従来と同じ年齢認証が行われるというものです。

もう1個は購入時、購入後の様子を店員が監視しているパターンです。少しでも怪しいかも?と思った場合は店員がお客さんに年齢認証をしにいくようにする形です。

ただ、これだとせっかくの人員削減効果も薄れてしまうかもしれませんね。

ルフレジで年齢認証はできるのか

おそらくセルフレジに限らずですが、今後の店舗決済はAmazonGoのような形になっていくのではないかと思われます。つまり入店した際にID認証をされる、しなくてはいけないという形です。それによってその人の年齢などがわかり、お酒を購入していいのかどうかを判別するのです。

外国人はどうするの?と思われるかもしれません。外国人もパスポート等を使ってID認証するかもしれませんね。そうすれば年齢がわかります。

お店に入るだけでID認証されるということは、なんだか行動を把握されているようで気持ち悪いという意見もあるかもしれません。恐らく導入にあたっては、取得したデータをどのように使うのか、ということをお店側としても公表しないといけないといったことになるのだと思います。

 

セルフレジのメリットで見逃されがちな点

ルフレジのメリットとして説明されるのは主に以下の3点でしょうか。

1.人員削減

2.会計時間の短縮

3.店員がお金に触れないため衛生的

ただ、これ以外にもう少し大きなメリットがあるので、それも合わせて説明しますね。

1.人員削減

これはわかりやすいですね。今までレジ打ちをしていたおばちゃんやバイトさんが他の仕事をすることができるようになります。少ない人員で店舗をまわすことができるようになるということですね。機械に仕事を奪われるという考え方もあるかもしれませんが、これについては今回は置いておきます。

2.会計時間の短縮 

レジに長い列が出来ている光景はデパートの食品売り場などでよく見ますね。レジ打ちが早い人、遅い人がいて、列が解消するスピードも異なってきます。こういったことがセルフレジではなくなる・・・かもしれませんが、ちょっとこれは微妙かもしれません。

ルフレジを使っても会計時間が短縮されないのはこんな場合でしょう。

・お客さんが使い方がよくわからず、時間がかかってしまう。もしくは結局店員が付きっ切りで指導してあげないといけない。人員削減効果もなくなってしまいます。

・お客さんがあまりに自分のペースで使うため、かえって非効率になる。人が行うレジの場合はレジを打つスピードはある程度一定ですが、お客さんがやるとなるとそうはいきませんね。いきなりセルフレジを行いながら隣のレジの奥さんと世間話を始めるかもしれません。そうなると再度レジに列ができるかもしれません。

3.店員がお金に触れないため衛生的

これは食品売り場などを念頭においたメリットだと思われます。そしてお金というのは不特定多数の人が触っており、場合によっては不衛生だ、という前提を置いています。つまり店員がレジでお金の受け渡しを行い、そのままの手で食品を在庫出し入れなどの際や、レジ打ちの際もそうですけど、触ると不衛生だ、という主張から来ているメリットです。でもセルフレジでもお客さんはお金触ることあるし、どうなんでしょうね・・少しイメージ的な部分も含まれるかもしれません。

4.それ以外のメリット

ルフレジの上記の3つ以外のメリットとして挙げられるのは、やはりお金の管理の簡単さでしょう。セルフレジでない場合に発生しそうなのは下記です。

・店員によるごまかし

意外に多い気がします。おつりをちょこまかすとか、レジからお金もって行ってしまうとか。飲食店なんかでは閉店後のレジのお金と伝票を付き合わせる作業が非常に大変だといいます。何人もの人がレジ打ちをするような大規模スーパーなどではこの問題、かなり深刻だったのではないでしょうか。

・お釣りの渡し間違え、レジの打ち間違え

要は人的ミスです。悪意がなくてもこれは発生する可能性があります。多く渡してしまった、少なく渡してしまった、打ち間違えた。少なく渡した場合を除いてお店にとっては損失です。

ルフレジにするとこういった人為的なミスをかなり防ぐことができるでしょう。恐らくほぼゼロに近づけることができるのではないでしょうか。2の会計時間の短縮はお客さんの対応によってはあまり実現できませんが、それを犠牲にしてでもこの人為的ミスを防ぐメリットは大きいのではないかと思われます。

 

セルフレジでごまかした場合に後日逮捕されるとかあるのか

ルフレジ、増えてきましたよね。効率化のためなのか、混乱させるためなのか、効果、目的が見えずらいものもあるような気がしてしまうのがセルフレジです。ただ、利用する客側としてはとにかく早く便利になってくれれば、自分のやりたいことができれば人がいるレジでもセルフレジでも別にどちらでもいいと思ってしまいます。ただ、セルフレジだからこそ少し心配になることはありますね。

ルフレジでのごまかし

一番心配なのはセルフレジを利用したがためにごまかしたと思われてしまうことです。というのもバーコードを機械がうまく読み込めなかったりして、本来の金額とは異なる金額が表示されてしまうことがあります。でも急いでいたりすると、そのままになっていたり、本当に気づかないで後から気づくみたいなことだってありますよね。そういったケースはどうなるのでしょうか。

ルフレジのセキュリティー

もちろんセルフレジ側、お店側も防犯対策的なことはしているようです。例えば重量。会計前の商品を置いた時の重さとスキャン後の商品の重さが異なっていたらアラートが上がるようです。

あとは、一応店員さんもいますよね。だから何か怪しい場合は店員さんが何気なく近くにくるだけでも防犯対策にはなるかもしれません。

そうはいってもやはり機械ですから、100%ミスが起こらないというわけではないようで、ちらほらと未清算のまま持ってきてしまっていることに気づいた、なんて話を聞きます。

この場合、後日判明すると逮捕といったことになるのでしょうか?

ルフレジでのごまかしへの対応

恐らくですが、セルフレジのミス率はかなり低く抑えられているものと思われます。0.001%とかそれくらいでしょう。でも起こってしまった場合ですが、恐らくですが、お客さんの意思みたいのが重要になってくるかもしれません。

つまり、ごまかそうとしてごまかしたのか、偶然そうなってしまったのか、繰り返しごまかしていないか、ということです。意図的にごまかしていた場合は当然窃盗になってしいまいます。当然ですね。偶然発生した場合は現場の判断になるかもしれません。お店によっては本部からごまかしと見られる事態が発生した場合のマニュアルが配られているところもあるでしょう。

恐らく初犯で、金額的に大きくなければ見逃してもらえるかもしれませんが、これが繰り返しだったり、あきらかに高額商品をごまかそうとしていることがわかる場合はやはり窃盗罪になってしまうでしょう。

ルフレジでのごまかしは窃盗罪

ルフレジだからごまかすことができるとか、どうせわからないだろうとかいうのは絶対にやめたほうがいいです。セルフレジを導入するにあたっては、ミスが起こらないように対策を講じているのが通常でしょう。この場合の対策というのは防犯カメラが中心になると思われます。

もしかして初犯では捕まらず、何回かわざとデータ、証拠をためて後日逮捕されるかもしれません。そうなるともう言い逃れなんてできません。ごまかすと言うと少しコミカルに聞こえるかもしれませんが、立派な犯罪ですから、セルフレジでのごまかしは絶対にやめましょう。